介護施設入所時に、その人の服用している薬などの確認をし、服薬について見直しをすることは一般的といえるでしょう。その際に、本人だけでなく家族を含めての確認は、退所後の生活にもつながるので大切なことと言えるでしょう。これは、薬の重複服用などが原因で有害事象がふえていることや、転倒リスクが高くなること、腎機能が障害されること、さらに若者より高齢者の方が薬害に関して敏感であることなどを理解してもらうことが重要と言えるでしょう。

介護施設では、担当の医師だけでなく、介護職や栄養士など多職種との協働作業によりアセスメントを行います。リスク説明も医師だけでなく、多職種協働のアプローチは有用と言えるのではないでしょうか。

アセスメントが終了し次第、優先順位が低いと考えられる薬を減らすことや、服用している薬剤が「特に慎重な投与を要する薬物のリスト」に該当する場合は中止の可能性もあるということも事前に承諾が必要でしょう。なお,退所のめどがついた患者に関しては、かかりつけ医や在宅ケア関係者にも入所中に行った服薬変更について情報提供するのが望ましいのではないでしょうか。

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