骨牌とは、麻雀の源流の一つと言われているゲームで、紙札ではなく、竹骨を用いて行われました。つまり、現代麻雀の牌に影響を与えたと考えられているのです。しかも竹骨に描かれた模様まで似ており、ダイスの目の組み合わせで構成されていました。

32枚の牌は麻雀の天九牌と同じ構成であり、麻雀にはダイスの影響があったことが見て取れます。骨牌はチーム制であったとされており、いわゆる華夷という分け方が主流でした。牌の作成においては、精巧さが求められたと言われています。牛骨、竹、木も使われましたが、高級品ともなると象牙が用いられました。

象牙の牌は牙牌と呼ばれ、貴重な物として取り扱われました。このゲームから「大をもって小を」「小をもって大を」といった言い回しが広がったとも考えられています。骨牌は中国全土に広がりましたが、特に北方人に好まれたとされています。時代ごとにゲームの内容は大きく変容し、骨牌の数も明代まで激しく増加しました。

実は骨牌だけでなく、札数の増加は様々なゲームで観察することが出来ます。紙札ゲームでも一般的な事象であり、その詳しい成立過程には、まだ明かされていない部分が存在します。変化は麻雀卓にも現れ、手打ち麻雀卓から今では全自動麻雀卓という麻雀卓も出てきました。また、麻雀はそもそも多くのゲームが融合して誕生したものですから、その成立過程を研究し始めると、多くのゲームの歴史的実態を解明する他ありません。

中でも鍵となるゲームを幾つか挙げることが出来ます。その一つが、シャンシーチーパイです。シャンシーチーパイは麻雀の源流の一つであるマーチャオから発展したもので、面白いのは水滸伝の模様が描かれていた点です。125枚の牌を用いたことから、様々な柄を楽しむことが出来たはずです。