人間は、感情のエネルギーをしばしば間違ったやり方で使ってしまいがちです。最悪とされている使い方として「罪悪感を持つこと」が挙げられます。どんな人であっても実際は何の罪も犯していないのに罪悪感を持ってしまいがちです。本人が意図的に、他人や自らを傷つけようとした場合には確かに罪があり、罪悪感を持っていることが間違っていません。罪を感じたときには、まず自己が害意を意図的に持っていたかどうかを確認してください。生活の中で起こりがちなこととして、例えば大切な人の機嫌が悪いときに、自然と「自分自身が何か良からぬことをしたのだろうか」と考えます。自身が何か気に障るようなことをしたのではないか、という罪を探し始めるのです。それが事実に基づいているかどうかは別としても、人は罪悪感を持つたびに自己を罰しなければと心の奥底で思い込みます。そしてその結果、不幸な状況を自ら呼び込んでしまうのです。罪悪感を少しでも持ってしまったときには、まず自身の心の中を見つめてみましょう。罪悪感に対して自身の体はどう反応したか、自己のエネルギーはどう影響を受けたかを徹底的に感じてみます。罪悪感がどれだけ破壊的なものであるかを理解できるでしょう。多くの人は、罪悪感と義務感を混同しています。義務感がある人になるためには、まず自らを愛さなくてはなりません。また、自分自身を深く知るために役立てることができます。しかし罪悪感というのは、自身を憎むこととも言えます。物事を悪く解釈して、自らを傷つける方向になっていまいます。物事は、単なる経験と言えます。そこに間違いは存在しません。心が感じているのは義務感なのか、罪悪感なのかをしっかりと見極めて、エネルギーを良い方向に使っていく必要があるでしょう。