地図をデザインする

どうせ地図を作成するのであれば、美しく作り上げたいものです。しかし簡単に出来るものではなく、デザインのスキルを身に付ける必要があります。ここでは地図をデザインする時に気を付けたいポイントを紹介します。

第一に挙げられるのは「ネガティブスペース」の活用です。地図は目的地や現在地周辺を集中してみるものですから、誰であろうと見続ければ疲れます。ネガティブスペースは構図における不必要な情報や空白部分を指し、視線を休ませることのできる箇所です。

次に挙げられるのは「色による結びつき」です。作成者の色の使い分けが上手ければ、地図を利用する人は関連するものを瞬時に読み取ることができ、満足してもらえることでしょう。

三つめは「タイポグラフィー」です。文字のデザインと換言することもできます。構図を崩さない程度に目立つフォントにすることで、地図は格段に格好良く生まれ変わります。

四つ目は「ミニマルスタイル」です。地図を作る上で留意すべきことは、その地図の利用者にとって実用的(正確)かどうか、及び、素早く把握できるかどうか、でしょう。つまり機能性とデザイン性を兼ね備えた地図が優良だと言えるのです。方角や位置関係を違えず、スタイリッシュにまとめた地図は好評を博するものです。

ミニマルスタイル

五つ目は「縮尺」です。地図作成者の中には、注目してほしいスポットをどのように描けばよいのか、苦慮している方もいらっしゃるでしょう。縮尺を使えばそのスポットを無理なく強調することができます。縮尺を利用すれば地図の正確さが一定程度損なわれますが、迷わせない程度の強調は不快感を抱かせないはずです。

最後に挙げるのは「オーディエンスの知識」です。地図作成者は、その地図を手に取る者の目的を想像しながら作ることでしょう。例えば旅行者向けの地図を作るとしましょう。有名スポットのイラスト等があれば、旅行者には分かり易く、思わず手に取ってしまいます。